廃校で気分は学食！地元の野菜・山菜で作り上げた田舎料理が楽しめるお店【舟伏の里へ おんせぇよぉ〜〔岐阜県/山県市〕】

今回は自分の大好きなお店の紹介！
数年前に友人から教えてもらって以来、毎年数回は必ず来てます。今年もまた、ドライブついでに行ってきました。

市街地から山道に入って20分ほど走った山奥にあります。道中は細くて見晴らしが悪い箇所もあるので運転には要注意です。

パッと見で学校だとわかる外観の建物は『旧北山小学校』。山県市の山奥にあるこの廃校を利用して営業してるお店です。

冬季はかなり雪が深いエリアのため、12月から2月末までは店休されてます。

趣ある建物…！

かなり年季の入った『二宮金次郎』さん。学校の歴史を感じさせます。

ちなみに、自分が通っていた学校に金次郎さんが居たことがなく、近くで見たのはここに来た時が初めてだった気がします。

入り口で靴を脱いで上がります。
お店は一階の入って左手すぐ『旧ランチルーム』にあります。

校内は自由に散策できるので、ぐるっと一周してみると面白いです。

ちなみに店名の『おんせぇよぉ〜』は「いらっしゃい」という意味だそう。「舟伏の里へ いらっしゃい」と、歓迎の言葉がそのまま名前になってます。

地元のおばちゃん達が集まって営業されてるお店です。
どこかノホホンとしており、落ち着く雰囲気。まるで祖父母の家のように感じます。

基本セルフサービスなので、注文して呼ばれたら自分で料理を受け取りに行きます。学校給食みたいです。

入り口は結構急勾配。かなり細いですが、自分は過去にCX-8でも入ったことはあるので、通れないことはないです。

ただ、車高が低いクルマは要注意！
MINIでも、出る時は下を擦りました。かなりゆっくりと低速で通った方が良さそうです。

駐車場は元グラウンドの砂場です。
雨の日には泥が飛び跳ね、確実にクルマは汚れますのでお覚悟を…。

しっかりとドロドロに…。

店舗情報

御膳系が完売すると『ちゃのこセット』のみになります。

ただ正直『ちゃのこセット』だけでも自分は満足できます。
なぜなら、まぜごはん を食べること目当てに通っている所があり、ちゃのこセットでも『まぜごはん』と『みそ汁』はお代わり自由。
実は一番コスパ良いかも。

完売で『ちゃのこセット』だけしか無いよと言われても、ぜひ食べて帰ることをおすすめします！

注文時に渡すための食券が入り口に置いてあります。

順番に案内してもらえるので入り口で待機です。いつも忙しそうなので、気長に待ちましょう。

そして毎回狂ったようにお代わりしてしまう『まぜごはん』。これが本当に美味しすぎる。

家でも真似して作りますが、炊き込むのでは無く混ぜるのがミソのよう。無限にご飯が進みすぎて困ります。

毎回、食べ過ぎてしまう…。

珍しい野菜・山菜たちも美味しいのですが、自分はこの まぜごはん に取り憑かれて通っています。

特製ランチは、飲み物とデザートも付きます。

今日は『赤シソのゼリー』。
この味は久々に食べました。凄く懐かしい味です。

色が凄い！

舟伏の里 特製ランチ／1,300円(税込)

11月最終週にて今年の営業が最後という事で、キャンプのついでで食い納めに行ってきました。

行けてよかった！

13時前での訪問でしたが、舟伏の里 特製ランチを食べることができました。相も変わらずの大ボリュームです。

小皿の小料理は、前回とはまた違ってました。
メインディッシュの揚げ物は、たぶん山芋(？)のクリームコロッケ。普通のクリームコロッケに比べてあっさりして、だけどトロトロで美味しい。来る度に、新しい発見があります。

今日の特製ランチの天ぷらは、ヨモギ(？)・ユキノシタ(？)・さつま芋・ピーマンに、なんと柿でした。

柿を天ぷらで食べるのは初めての体験。火を通した柿はトロトロで、甘さも増して美味しい…、アリよりのアリでした。一緒に行った岐阜県民の友人によると、この辺りだと割とある食べ方だそう。

よく見たら、小皿の酢の物にも柿がスライスされて入ってました。

〆のデザートも柿ゼリー。
すごく柿づくしの定食でした。

次回の営業は、2023年の3月からだとか。
また来年の営業が待ち遠しいです。